物質の体と気の体、それぞれの特徴は

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うさぎとかめ

秋も深まってきました。そろそろ上着を羽織ろうかなという気分です。

少し前に、「私たちの体には、物質の体と気の体がある」という話を書きました。

物質の体と気の体

気の体といってもあまり実感がなく、「よく分からない」と思われたかもしれません。でもここはひとまず、「そういうものがあるのだなあ」と思っておいていただければ嬉しいです。

今日はその続きで、物質の体と気の体の特徴について、少し詳しく見てみたいと思います。

ポイントは「ゆっくり」と「速い」

私たちの体には、普段私たちが体と思っている「物質の体」と、目には見えないけどこれに重なっている「気の体」があります。

それぞれはお互いに影響しあって、私たちの体を作っています。

そしてそれぞれの特徴を一言でいうと、「ゆっくり」と「速い」なのです。

  物質の体 気の体
動き ゆっくり 速い
変化 ゆっくり 速い

物質はゆっくり、気は速く動く

物質の体は、動きがゆっくりです。

物質の体で動くものといえば、血液やリンパなどが思い浮かびます。これらは心臓や筋肉の動きによって、それぞれの通り道(血管やリンパ管)を押し出されるようにゆっくり動いていきます。

神経の伝達のスピードはこれに比べるとずっと速いですが、それでも気の動きよりはゆっくりです。

他にも動くものには食べ物や排泄物などがありますが、これらもそれぞれの通り道を、周りの管が動いたり後ろから押し出されたりして、ゆっくり移動していきます。

このように物質の体は、ゆっくりと動きます。

これに対して、気の体はどうでしょうか。

気の体は、動きが素早いです。

以前に「正気(せいき:私たちの体を動かすエネルギー)は体で必要になったところへ移動する」という話を書いたことがありますが、この時のスピードはとても速く、あっという間に移動していきます。

体はエネルギー(正気)を分け合って動いています

食べ物を食べた時も、食べた瞬間から正気が体に取り込まれ、必要なところへと移動していきます。

物質の体のように、胃から小腸へ下り、分解され少しずつ吸収されて、血液に乗ってやってくる、という感じではありません。

また何かをすると、その部分へ正気がすばやく移動していきます。例えば、考え事をすると脳へ、運動する時はその筋肉へという具合に、一瞬で動いていきます。

このように気の体はとても速く動きます。

以前こんなことがありました

気がすばやく動くという例として、以前こんな体験をしたことがあります。

ある夏の日だったと思います。その時は喉がカラカラで、家に帰る道すがら、両足のふくらはぎがギシギシ引きつっていました。

ふくらはぎの筋肉に水分(水の持つ気:東洋医学では陰気(いんき)と呼ばれます。正気の一つです。)が足らなかったのだと思います。

家に帰り着き、水を一杯飲んだのですが、その途端にふくらはぎの引きつりがすーっとなくなっていきました。

水の持つ陰気が、すばやくふくらはぎに移動して行ったのだと思います。ふくらはぎの筋肉が正しい状態となり、引きつりがなくなったのでしょう。

このように気の体では、正気や邪気などの気がすばやく動いているのです。

物質はゆっくり、気は速く変化する

変化

次に体の変化を見てみます。

私たちの体は、日々変化しています。

物質の体でいうと、細胞が分裂して、壊れたところを治したり、体の使い方に合わせて、骨も少しずつ形が変わっています。

状態が良くない部分では、傷がついたり、腫物が出来たりという具合に、悪いように変わっていきますし、日々いたわっているところは、こういった不具合が修復されて、きれいな状態へと変わっていきます。

このように体は変化しているのですが、そのスピードは物質の体ではとてもゆっくりです。

毎日少しずつ変化して、時間をかけて変わっていきます。

ですので、病気になるにも、病気から治るのにも時間がかかるのです。

では気の体はどうでしょうか。

気の体はすばやく変化します。

正気は必要となったところへ移動しますが、移動した先で使われやすいものにすぐに変化します。

体はエネルギー(正気)を分け合って動いています

例えば、バイキングなどに行ってたくさん食事をしたときなどは、消化器、とくに胃ではいつもよりも多くの正気が必要となります。

すると余裕のあるところから正気が移動してきて、「胃気(いき)」と呼ばれる気に変化します。

同じように、運動をすると心臓を激しく動かさなくてななりません。足りない分は他のところから移動してきて、「心気(しんき)」に変化します。また呼吸も激しくなるので、肺にも正気が集まり「肺気(はいき)」に変化します。

このように気の体では、必要なところへ正気が移動して、すばやく変化します。

そしてその部分で使われて、体を正しく動かしているのです。

まとめ

今回は物質の体と気の体について、それぞれの特徴を見てみました。

  • 物質の体は動きがゆっくりで、気の体はすばやく動く
  • 物質の体はゆっくり変化し、気の体は速く変化する

この話だけだと、これらのことが私たちの体とどう関係するのか、あまりイメージが湧かないと思います。

でもここでは、「体には物質の体と、それに重なる気の体があって、物質の体はゆっくり動き、変化もゆっくりで、気の体は動きが速く、変化も速い」というところだけ覚えていただければいいと思います。

そこまでを押さえていただくと、物質の体と気の体がどのように関わり合って、病気になったり、また病気から治っていくか、そのプロセスが分かりやすくなります。

これについては、またまとめてみます。

 

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