手荒れが冬に起きやすいのはなぜ

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肌荒れ

寒い冬になると手先が荒れやすくなります。この原因としてよく言われているのは、

  • バリア機能の低下

です。

バリア機能とは皮膚を守る働きのこと。冬になるとこれが弱くなるのです。

でも、どうしてそんなことが起こるのでしょうか。

今回はその原因について、東洋医学で考えていきます。

肌荒れの原因を東洋医学で見ていくと

冬になると指先が割れたり、皮膚がカサカサになったり。まずは、その原因としてよく言われているバリア機能の低下について見てみます。

バリア機能とは

バリア機能とは、外からの刺激から皮膚を守る働きのことです。

バリア機能の低下

注)図はイメージです

バリアの一つ目は皮脂膜です。皮脂膜は皮膚の一番外側にある油の膜で、皮膚の表面を覆って水分などが蒸発しないようにしています。

そして皮脂膜の下に、水分をたくさん含んだ細胞(角質細胞といいます)があり、それらは柔らかい油(細胞間脂質といいます)ですき間なくくっついています。

簡単にいうと、水を含んだすき間のない壁を、油の膜でカバーしているような状態です。このようにして外からの異物が体に入らないようにガードしています。

このバリア機能が低下すると、まず皮脂膜がはがれてしまいます。するとその下の角質細胞の水分がどんどん蒸発して、肌が乾燥してしまいます。

そして皮膚がカサカサになったり、ひび割れたりして、手荒れの状態になるのです。

東洋医学で見た手荒れの原因

では、なぜバリア機能が低下するのでしょうか。東洋医学の考え方で見てみましょう。

まず冬になると気温が下がり、手の先が冷たくなります。私たちの体は、冷えると血流を抑えるようになっていますので、手先への血流が悪くなります。

血流が悪くなると栄養素が行き届かなくなります。するとATPを十分につくり出すことができなくなります。

(体を動かすエネルギーのATPと正気については、こちらをご覧下さい 私たちの体を動かすエネルギー

また、寒くなって流れが悪くなるのは、血流だけではなく、正気(せいき)の流れも悪くなります。

つまり、冬の手先ではATPと正気の両方が足りなくなるのです。

これらは体を動かすエネルギーですので、これらが不足するとバリア機能が低下して、手荒れにつながるのです。

  1. 冬になると手先の血流と正気の流れが悪くなる
  2. 手先のATPと正気が不足する
  3. バリア機能の低下
  4. 手荒れになる

冬場の水仕事も原因の一つです

それに加えて、もう一つ手荒れを起こしやすい大きな原因があります。

それは水仕事です。

バリアの一つである皮脂膜は油ですので、洗剤やお湯でよく洗うとはがれてしまうのです。冬場の水仕事ではよくお湯を使いますので、皮脂膜がはがれやすくなります

皮脂膜がはがれると肌が乾燥して、手荒れを引き起こします。

同じように水仕事をしていても夏場はわりと大丈夫ですが、これは夏場はお湯をあまり使わないためと思われます。

手荒れを防ぐには

ここまで東洋医学からみた手荒れの原因について見てきました。ここからは手荒れを防ぐ方法について考えていきます。

ATPと正気の巡りをよくする

まずは血液と正気の流れをよくして、手先までATPと正気がきちんと巡るようにしていきます

  • 手の温浴
  • 体の他の部分も冷やさないように
  • 食事に気をつけて全身の正気を増やす

手の温浴は、洗面器にすこし熱いお湯を張って、両手を3分ほど浸けていきます。

簡単な方法ですが、朝起きたときやお昼間など、一日のうち何度もやっていくことで、血流と正気の流れをよくすることができます。

この時に気をつけることは、お湯の中で手をこすらないようにすることです。(手をこすると皮脂膜がはがれてしまいます)

また、全身の血行をよくするために、手以外の部分も冷やさないようにすることが重要です。とくに足先はしっかりと着込んで、冷えから守るようにするとよいでしょう。

さらに、全身の正気を増やしていくことも大切です。現代のライフスタイルでは正気が不足しがちですので、正気を多く含む食材をたくさん取るように気をつけましょう。

(正気の多い食材についてはこちらをご覧下さい エネルギー(正気)を増やす食事とは

体に負担をかけない

東洋医学の考え方で見ていくと、もうひとつ大切なことがあります。

それは、体に負担をかけないことです。

手荒れを防ぐためには、手先までATPと正気を巡らすことが大切です。でも体に負担をかけると、正気が少なくなってしまう可能性があるのです。

正気の移動

ATPと違って、正気は必要なところへ自由に移動します。(体はエネルギー(正気)を分け合って動いています)つまり他のところで正気が必要になると、そちらに移動していってしまうのです。

例えば暴飲暴食をしてしまったとします。食べたものを消化するためには胃腸を活発に動かさなくてはならないので、全身から胃腸へと正気が移動します。

すると手先からも正気が移動してしまうのです。

体の働きを維持するためにはATPと正気の両方が必要ですので、正気が少なくなると手先のバリア機能が低下して、手荒れを起こしやすくなるのです。

どんなことに気をつけたらいいのかというと、

  • 暴飲暴食
  • 夜更かし
  • イライラ、くよくよ、考え過ぎ
  • 何ごとも頑張り過ぎ
  • 体調を崩さないように

などです。これらも手荒れにつながる可能性がありますので、控えるようにしましょう。

手の保護

またよくいわれるように直接手を保護していくことも大切です。

  • ハンドクリーム
  • 水仕事をするときは手袋を使う

ハンドクリームなどで肌を保護していくのはとても効果的です。一日のうちで手の乾きを感じたら何度でも使っていきましょう。

また水仕事をするときはゴム手袋をするようにしましょう。ダメージを大きく減らすことができます。

まとめ

冬場に多い手荒れについて、東洋医学で考えてきました。

  • 寒さのため、手先のATPと正気の巡りが悪くなって手荒れになる
  • 手の温浴や体を冷やさないことが大切
  • 食事に気をつけて全身の正気を増やす
  • 体に負担をかけない
  • ハンドクリームや手袋で手先を保護

ハンドクリームや手袋などに加えて、手先のエネルギーを増やすようにしていくことも、大切なケアとなります。

 

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