私たちの体を動かすエネルギー

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エネルギー

自動車を動かすにはガソリン、エアコンを動かすには電気、ストーブで部屋を暖めるには灯油が必要となります。このように何かを動かすには、それを動かすエネルギーが必要です。

では、私たちの体を動かすには、どのようなエネルギーがいるのでしょうか。その答えは、西洋医学と東洋医学で異なります。

  • 西洋医学ではATP(アデノシン三リン酸)
  • 東洋医学では正気(せいき)

このように、西洋医学と東洋医学では別のものをエネルギーとして考えています。でも、これらの成り立ちには似ている所が多くあるのです。

どのようなところが似ているのでしょうか。またどちらが大切なのでしょうか。

この記事では、私たちの体を動かすエネルギーについて考えていきたいと思います。

体を動かすエネルギーについて

私たちの体を動かすエネルギーとして、西洋医学ではATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれるものを、東洋医学では正気(せいき)と呼ばれるものを挙げています。

ATP(アデノシン三リン酸)とは

私たちの体の全ての細胞には、エネルギーをつくり出す仕組みが備わっています。ATPは細胞の中で作られる物質で、全身の細胞はこれをエネルギーとして使っています。

ATPは生体内に広く分布し、燐酸 1分子が離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、あるいは物質の代謝合成の重要な役目を果たしている[1]ヌクレオチドである。すべての真核生物がこれを直接利用している。生物体内の存在量や物質代謝におけるその重要性から「生体のエネルギー通貨」と形容されている。

引用:wikipedia「アデノシン三リン酸」

簡単にいうと、ATPが分解する時にエネルギーが出て、これを使って生体は動いている、ということになります。

次にATPがどのようにして作られるかについて注目してみます。

ATP

  • 食べ物から栄養素を取り出す
  • 栄養素は血管を通って細胞に届けられる
  • 細胞で栄養素からATPが作られる
  • ATPを使って細胞が正しく動く
  • 細胞が正しく動くと、それぞれの器官(内臓、筋肉など)が正しく働く

食べ物から取り込んだ栄養素は血管を通り、全身の細胞へと運ばれます。栄養素を受け取った細胞は、ATPを作りだします。そして自分で作ったATPをエネルギーとするのです。

全身の細胞は60兆あるといわれています。筋肉には筋肉細胞、心臓には心筋細胞など、それぞれの場所によって細胞は少しずつ異なり、その場所での役割をきちんと果たせるようにできています。

それぞれの細胞は自分で作ったATPを使って、その場所での役割を果たし、それによってそれぞれの器官が正しく働くことになると思われます。

正気(せいき)とは

これに対して、東洋医学では正気というものを考えます。正気は生命体がもつエネルギーで、全ての生命体は正気を持っています。

  • 正気は生命体が持つエネルギー
  • 正気があるところは、体の働きが正しくなる
  • 正気が少ないところは、体の働きが悪くなる

私たちは正気を体に取り入れて、全身に行き渡らせることで、体の正しい働きを維持しています。では、どのようにして正気を取り入れているのでしょうか。

正気

  • (主に)食べ物から正気が取り込まれる
  • 経絡(けいらく)を通って全身へ運ばれる
  • 配られた場所で使われやすい状態に変わる
  • それぞれの場所で消費され、それぞれの器官が正しく働く

正気はおもに食べ物から取りこまれます。食べ物は生きているときには、正気を多く含んでいます。死んでしまうと減っていきますので、新鮮なものほど正気にあふれ、パワフルということになります。

食べ物以外にも正気を取り込む方法はあります。高台や高原など気持ちのいい場所や、澄んだ神社などに行くと、正気をもらうことができます。こういった場所はパワースポットと呼ばれたりします。でもこれらからもらえる量は少ないので、ほとんどは食物から取り入れることになります。

食べ物から取り込んだ正気は、気の通り道である経絡(けいらく)を通って全身へ配られます。全身に配られた正気は、その場所で使われやすい状態に変化するといわれています。

例えば、心臓に配られた正気は心気(しんき)と呼ばれるものに変わりますし、胃にやってきた正気は胃気(いき)と呼ばれるものに変わります。

そしてそれぞれの場所で消費されて、それぞれの器官が正しく動くのです。

ATPと正気、その成り立ちはよく似ています。

ここまでATPと正気について見てきました。それぞれを比べてみると似ているところが多くあります。

  • 食べ物から作られる
  • 全身へ配られる
  • それぞれの場所で、合成されたり変化したりして、そこで使われる
  • 使われると、体が正しく動く

もちろんATPと正気は同じものではありませんが、その成り立ちはよく似ています。西洋医学と東洋医学は体の見方が異なりますが、エネルギーについては同じような考え方をしているのです。

一方で、ATPと正気が異なる部分もあります。これについてはこちらの記事にまとめています。

体はエネルギー(正気)を分け合って動いています

ATPと正気、どちらが大切ですか

ここまでを少しまとめてみます。

  • 体を動かすエネルギーとして、ATPと正気がある
  • ATPと正気はよく似ている
  • 使われると体が正しく働く

では、ATPと正気のどちらが大切なのでしょうか。その答えは「どちらも大切」になると思います。

「どちらも体を正しく動かすエネルギーなので、どちらかだけあればいいのでは」と思われるかもしれませんが、実際に見ていくと、どちらも必要だと思われます。

ATPだけで体が正しく動くのであれば、健康食品や点滴だけでいいことになります。でも実際はそんなことはなくて、生命活動の維持はできても、人間らしい生命力は失われていくように感じます。

逆に正気だけでも生きていくことはできません。正気は先ほどのパワースポットの他に、気功や瞑想でも取り入れることができますが、それだけでは肉体を維持できず、すぐに倒れてしまうでしょう。

結局、ATPと正気どちらも大切で、体を健やかに維持するためにはどちらも必要になるのです。

まとめ

体を動かすエネルギーとして、ATPと正気を見てきました。

  • 体を動かすエネルギーには、ATPと正気がある
  • どちらも食べ物から作られる、など似ているところが多い
  • 体を正しく動かし、健康を維持するためには、どちらも必要

西洋医学と東洋医学では体の見かたが違いますが、共通するところは多くあります。ATPと正気については似ているところがあって面白いと思います。

健康を維持するためにはATPと正気のどちらも大切です。十分な栄養を取りながらも、正気をしっかり補うことも意識していくのが良いのではないでしょうか。その方法については、またまとめてみたいと思います。

 

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